合同会社と茶園 「朝宮茶」新芽で開発
農業と福祉の連携に取り組むグループが、甲賀市信楽町産の朝宮茶を原料にした商品「近江茶ジェノベーゼ」を発売した。ジェノベーゼはバジルを使ったパスタソースとして知られるが、手摘みの茶葉を採用し、障害者と生産者が収穫を行い、耕作放棄された茶園の再生も目指している。

草津市で飲食関連の就労継続支援を行う「ビストロ
県南部に住む障害者7人(30~60歳代)が収穫や茶畑の整備などにも参加。県や甲賀市の支援も得て、収穫した新芽などを使った商品の開発を進めた。「手摘みの茶の香りや歯触りも味わってもらえる新食感のパスタソース作りに挑戦。パンやカルパッチョの他、豆腐や肉料理にも合うジェノベーゼができた」という。
商品はビストロ向日葵が開設した公式サイト「滋賀の匠物語」(https://www.shiganotakumi.com/)から、瓶詰(80グラム入り)が972円(税込み)、パウチタイプ(100グラム入り)は1296円(同)で購入できる。
問い合わせはビストロ向日葵(077・598・5172)。